うめの乳癌日記

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zoom RSS 6年と言う歳月

<<   作成日時 : 2017/04/20 23:58  

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6年前の今日、私は全摘をしました。手術への恐怖、そして癌をとって摘出してホッとした事、更にその後のどれだけ癌が身体に広がっているかと言う検査の結果を待つ間、やはり心は動揺していました。

当時を振り返ると、一生懸命手術の事や癌のことを知ろうとして明るく振舞って居ましたが、でもそれは自分をなんとかポジティブに保とうとしているということだったんだな、と思います。

心の傷と言うのは後からゆっくりじわじわとにじみ出てくることもあります。

手術、抗がん剤治療、放射線治療、卵巣摘出、再建手術とその失敗。当時はあれよあれよといろいろなことが起こり、心がそれに追いついていなかったような気がします。

全てが一段落して、父のことがありうつ病になりました。それでもその時は鬱に対してどのようにすればいいのかわかりませんでした。

そしてやっと立ち直った後に今度は主人の病気、そして以前の主人の会社からの非人道的な扱い。病気で記憶のない人間をこれでもかと追い詰め責め立て、病状悪化させ、さらに高い弁護士を雇い会社から追い出すためにものすごいプレッシャーを与え、そのおかげで主人は心臓まで悪くし、最終的にペースメーカーをいれることになりました。今でもペースメーカーがないと彼は死んでしまうのです。

そんな精神的な地獄、そして病人と子供を抱え何とか生きて行かなきゃいけない状態になり、私はすっかり自分の癌を忘れていました。

人生いろいろなことがあります。これはセルフカウンセリングとでも言うのか、自分で自分の精神状態を立ち直らせる1つの方法があるのです。

これはまだ私が旦那の介護で旦那のそばから離れられず、電話で受けたカウンセリングで教わったことです。

それは自分の人生を振り返って見て「何が1番辛かったことなのかを考える。」のです。

それは丁度、会社が弁護士を使って主人をいびり倒していた時です。(主人は前にも書いた通り当時記憶がまだあやふやなところがあるのに、そんな状態で弁護士とのやりとりを余儀なくされました。)弁護士と言うのは本人としか話をしたがありません。しかしいくら妻である私が状況説明しようが無視に近い状態でした。主人がそんな状態になっているのに、子供たちもいるし、収入を閉ざされ20年以上勤めたのに退職金も取り上げられ、不安で不安でしょうがなく、本当に本当に心細い思いをしていました。私の精神状態もまともではなかったと思います。165センチなのに体重は43キロまで減りました。食べる気も飲む気も起こらず、夜も悪夢にうなされ寝れませんでした。

しかしそんな中、「自分の人生で1番最悪の時はいつだったか?」と自分に問うた時、迷わず出てきた答えは「自分が癌だと宣告されてから手術が終わって細胞の結果が分かるまでの1ヵ月」でした。自分が一体いつまで生きられるのだろうかと言うあの慟哭。それに比べたら何とかこれから状況打破するための体と心を持てると思ったのです。

もちろんそんなに簡単ではありません。6年前も不安がいっぱいでしたが確かあの時は自分の昔を振り返って「私の人生、良い人生だった。結婚もして素晴らしい子供2人授って(普通はそんなこと思わないけど)自分のやりたいことをやってきたと思う」て思いました。

人間どん底にいてもそれに立ち向かうことができるのです。ある人から聞きました。私は宗教は持ってませんが彼はこう言いました。

「人間ね、自分に起こった大変な事は、なんとか少しずつでも状況を良くすることができるんだよ。自分も今までの人生でピンチはたくさんあった。それでもそれに負けまいとして何とか状況を良くしてきたんだよ。
でもね、神様からもらった性格と言うのは代えられないんだよ。そういったものこそが宝なんだと思う。知ってるかい?地獄では受け入れられない人間がいるんだよ。地獄はMercy(慈悲、情け)とHumbleness(謙虚な、慎ましい)を持つものは 受け入れられないんだよ。
君はその両方を少しずつ持っている。それが宝なんだよ。大丈夫、状況は努力すれば良くなる。問題は"自分がどう生きるか"だよ」

人は遅かれ早かれいつか死ぬ。その時が来るまで一生懸命生きたい。

今の自分は家族を支えるために必死で働いて居ます。昔からは考えられない程、身体を使って働いて居ます。キーモの後は老婆の様に2年間走るのさえ怖かったのにね。人間やればできる!って思いました。

色んなことがあり、こちらで癌のサポートをする会社のポスターのモデルもしました(ボランティアだけどね)
何とか小さなアパートに引っ越し出来たし仕事も後数ヶ月で3年になります。彼が言ったように状況は少しずつでも良くなっているのです。

この辛い時期、カウンセリングも受けました。良いカウンセラーもいたし悪いカウンセラーもいました。始めたは悪いカウンセラーに当たったので、カウンセリングなんて何の足しにもならないなんて思っていました。

私が「この3年の間に母を亡くし癌の宣告を受け、抗ガン剤、放射線、1年半の間に大小6回の手術、更に父を亡くし鬱になり、最後は主人の病気と会社の手酷い仕打ち。。。これはtoo muchです」と言うと彼女はシラっと「Do you really think so?」って言われました。一瞬「あなたが私の立場で平気でそんなこと言えるかしら?」って思いました。

でも最後のカウンセラーさんはとても良いカウンセラーさんで、本当にいろんなヒントをいただきました。

彼女は「済んでしまった事は済んでしまったこと、今さら変えることができないのよ。」
「何か起こった時、私達は(←あえてWeを使う所が良い!) 前と全く同じでは居られないのよ。」(体のことも含め)
「苦しい事はあなただけに起こっていることではないの。広い世の中にはほんとにほんとに苦しい人もいっぱいいるの。ただ人間は自分以外の事には目を向けないだけ。」

カウンセリングの良いところは、自分の心を振り返り自分が何を考えているかを自分自身で見つめることです。ときには誰かに良く頑張ったと言って欲しいし、慰めて欲しいものです。その上で良いカウンセリングはさらに自分で考えてその状況を打破するようなヒントをくれるのかなと思います。

カウンセリングの話はまた別の機会にゆっくりしたいと思います。でも最近は心も段々落ち着いて着た所です。後は生活の立て直しをして、借金を少しずつ返して行く為に頑張って働きたいです。

病気のせいで家族内様々なドラマがありました。ゲーナもパンダも普通の子よりも精神的に早く大人にならないといけなかったので可哀想なことをしたと思います。でも、これで良かったのかもしれない。ヌクヌクとぬるま湯に使って育つより、世間の厳しさを早くに感じてくれて、これから自分で生きて行く気構えが出来たかもしれません。旦那も現実を直視出来ずに苦しんでいましたが、今はささやかな仕事も見つかり体も随分回復しました。ペースメーカーが無いと死んでしまうのですが、兎に角今は元気になりましたね。

そうそう、以前正月早々靴箱に肋をぶつけた話をしましたよね?きっとそのせいだけど、去年だったか肋下にシコリかと思う物を見つけました。再発かと思い戦慄したのですが、突き出て居たのは骨でした。💀私の肋ってどうなっているんでしょうか😱。。。NHSは資金不足、人手不足でできるだけ治療しません。医者に行った時も「何にも出来ないから」って確か痛み止めだけだったような気がします。まあそれでも生きてるんだもんなぁ、凄いよね〜。

あれから6年。私は生きています。喉元過ぎればでウッカリ生きている有り難さをわすれて歳を重ねても学ぶことは多いなあと思う今日この頃。自分に起こったマイナスをプラスに変えて生きたいなと思います。今日を生きれなかった友の為にも。。。

今日はまた6年後の頭髪と傷の状況をアップしたいと思います。人間の体は思ったより回復するものです。髪は薄くなりました。でもとりあえず生えてます。髪質はクルクルになったままですね。写真はグロいのでいつものように下の下のほうにアップするので、見たくない方はここまでにしておいてください。

















































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★これは先ほどの話の骨が突き出ている所。これを見つけた時はシコリかと思って戦慄しました。

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★頭髪

⚫キーモの後半(2011年11月22日)
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⚫一年後
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⚫6年後
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★胸の傷

⚫再建手術後(2012年8月末)

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⚫一年後

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⚫6年後

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★お腹の傷

⚫再建手術後直ぐ
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⚫再建手術(2012年8月末)後12日

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⚫一年後

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⚫全摘より6年後

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⚫6年後

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