ハロウィンに思う

お久しぶりです。今日はハロウィーンでしたね。。。

ハロウィーンには色々思い出があります。癌友に関しての。。。

今日の記事は思い出話なので、もしかしてネガティブな記事になっちゃうかもしてないので・・・それは困るという方は、ここでやめておいてね。。。読み飛ばしてください。

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さて、良い思い出。去年の話。癌友Niが乳癌になってしまって色々と落ち込んでいたのも今の時期。ところがNiは去年は毎年恒例のハロウィーン・パーティーを開いてくれました。Niに会えて一杯話せて本当に嬉しかったの。あれから1年経ったんだね。

リアル癌友達のNiもHも今は元気一杯。Hなんかは今は犬友達でもあるのよね。



でもね、もう一つの思い出があるんだ。スージーの事。ゲーナが小さかった時に同じクラスだったマリアとスージー。マリアの話は前にしたけどスージーの話はまだ書いてなかった。。。

今も携帯に残る2005年の写真。。。

それは最後の元気な彼女の写真。トリックorトリートをする子供達に、優しくお菓子を配ってくれたの。

彼女とマリアはゲーナがレセプションの時に子供達が同じクラスだったの。2人とも初発のサバイバーでマリアは再発をしていました。オシャレにスカーフをしていたマリア。でも後で考えるとキーモの最中だったんだな。

スージーもいつも明るくって素敵な女性だったの。途中で転入して来たんだけど、友達が「あ、音楽教室で一緒だった女の子だわ」と言って話しかけたのが始まりでした。

子供が小さいときは、ママ友達でよくコーヒーモーニングをしたりして交流を深めていました。子育てに関して色々な話をしました。スージーにはゲーナと同い年の女の子と、少し年の離れたお兄ちゃんがいたんです。

同じ通りのお向かいさんに家が引っ越した時、スージーファミリーともよく交流する様になりました。お兄ちゃんはお休みの日には幼稚園生だったパンダと一緒に遊んでくれて、座布団を体中に紐で巻いて鎧の代わりにして、パンダと水鉄砲で遊んでくれた日は、帰って来たパンダが「おにいちゃんとけっこんする!」って言ったっけ♪

習い事の先生も紹介してもらったり、子供たちも一緒に遊んだりしたなあ。

寿司が大好きでたまにお裾分けをしたりもしたし、乳癌サバイバーだった彼女は、主治医に「日本茶を毎日飲むと良いらしい」と言われたので、日本に里帰りする度に、日本茶をお土産にしていました。

マリアが逝ってしまったと言う知らせを聞いた直後、スージーは再発が分かったの。その日はスージーはとても苦しんだと旦那様が言っていました。

そうよね。そのちょっと前にスージーのお嬢ちゃんの誕生日パーティーで最後まで2人で話し込んでいました。その後だものね、辛かったんだと思います。

2、3日後の話。再発のニュースを聞いた私はスージーにばったり会いました。お向かいだもの良く会うよね、そりゃあ。

当時、健康だった私。乳癌の事をなんにも知らなかった私。何もかける言葉が無かった。ただ
「I'm sorry」としか言えなかった。

かける言葉の見つからない私をスージーは抱きしめて
「Don't worry,I beat it once, so I'll beat it again!!」
と言ったの。忘れられない。

今、自分が乳癌になって初めて少しは彼女達の気持ちがわかった様な気がする。私は彼女達を何一つ理解していなかったような気がして。。。

初発はどんな癌だったのか?ステージは?抗がん剤は?治療は?

ごめんね。私がかけた言葉なんて、なんて陳腐な物だったんだろう。。。

それから、私は毎朝、彼女の娘を学校に連れて行った。スージーが元気なときも、抗がん剤で弱っているときも。。。毎朝彼女を見て来た。やせ細った彼女、少し元気になった彼女。

そうしてスージーは元気になったの。癌が縮小したって。パジャマではなく、Gパンで過ごしたりしていたの。また前の様に。

でもその後に「お腹の具合が悪いのよね。。。」と言って病院に入院して。。。ずっと長い間入院して。。。ある日突然、彼女の家に灯がともったの。

嫌な予感がして、それが的中した。

忘れる事なんて出来ない。だってお向かいさんなんだもの。家を見る度、車を見る度思い出す。何日も涙を流した。。。

お葬式。旦那様とお兄ちゃんはもたれかかる様に泣いていた。でもお嬢ちゃんは笑っていたの。まるで何も信じない、お母さんはまだここにいるとばかりに。。。

それが辛かった。とても辛かった。

それからも毎日、彼女を学校に連れて行った。私達が引っ越して遠くに行くまでずっと。

ある日、等身大の人形をだして来て私に見せるの。
「あのね、この人形はね、ママが小さい頃に大事にしていたお人形なの。おばあちゃんがくれたの。今は私の友達なの。。。。」

ああ、小さな彼女はなんと大きな心の傷をおった事だろう。こんな小さな子が慟哭を乗り越えているんだもの、大人の私も頑張らないと。。。そう感じました。

他にも事故で死んだ友達、仕事先の先輩も癌で亡くなったり。。。私はいままで本当に多くの人を見送って来ました。その度に涙を流して来たけど、今、私が生かされている事に感謝して、自分に出来る事を頑張るしか無いなと思う。目の前にある、出来る事を一つ一つ頑張る。それしか出来ないんだと思う。。。

マリアからもスージーからも人生について教わった事が沢山あるの。無駄にしない様にしなくっちゃね。

***************************

そして今日は、やっぱりNiの所でハロウィン・パーティーでした。パンダはクラスメイトのパーティーにも参加!

Niも私が再建手術に失敗した事を気にしていてくれました。キッチンで少しお互いの話をしたよ。私は再建失敗の話。でもドレインブラブラさせて試験場や散歩に行った事、Hもワンコを飼った事。散歩が体にいい事。

もしかしたら反対の胸も取ろうと思えば取れた事。でもやめた事。そして時が来たら再建するかも。。でも今はそれどころじゃない事。

Niの話も聞きました。

2人で言っていたのよ。忙しくしている方が良い。その方が余計な事は考えなくて済むからね。

大きくなった子供達の会話を聞いていると、ふと小さかった頃を思い出す。そしてあの時一緒に色々な話をしたマリアやスージーの事も思い返される。

でも数年経って乳癌になったNiや私の事、きっと空の上から暖かく見守ってくれているよね。

きっと。。。





そうそう。今日はルーシーもパンダにこんな格好をさせられていたよ。。。

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この記事へのコメント

ぴこるる
2012年11月01日 13:54
ハロウィンパーティーにまつわる思い出。こういう似たような経験あるよね。ワタシも子供関連の亡くなったママ友2人をフト思い出します。一人は40代で肺癌(喫煙はしていなかった)もう一人は50代で悪性脳腫瘍。同じ団地に住んでいたから、病気をカミングアウトされた時もショックだった。(ワタシがナースということもあってカミングアウトしたんだと思う。)二人ともあっと言う間に亡くなってしまったけれど。今自分も彼女達と同じ立場になって、1年をこうして過ごせた事に感謝しながら、静かに暮らして行けたらな。
うめちゅうさん、きっと見守っていてくれるよね。
じゅん8008
2012年11月05日 11:22
イベント症候群と言う言葉があって
悲しい思いをした人が
世の中が楽しいイベントしている時期に
その楽しかった思い出を思い出し
心が揺り動かされるものです
悲しい思い出の中に人は生きる意味を
教えて戴いていますね
応援してくれています。きっとね
うめちゅう
2012年11月13日 05:53
>ぴこるるさん

うんうん。生きているって言う事に感謝をしないといけないよね。 

なんだか色々な人から力を貰って生きているんだなって思うの。頑張ろうね!
うめちゅう
2012年11月13日 06:09
>じゅん8008さん

>悲しい思い出の中に人は生きる意味を
教えて戴いていますね

じゅんさん。まさに仰る通りだと思います。人生の中ではとても辛くて心臓が張り裂けそうな思いをする事もあると思います。でも慟哭の中から教わる事もあるんだと思います。
頑張りましょうね!

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