リビング・ウェルコース 6回目 ー1 遺伝する癌、遺伝しない癌

ご無沙汰で~す!学期末で子供の学校の行事だの習い事の行事だのに振り回され、さらに旦那の出張とか風邪ひきで、コンピューターに向かう時間がありませんでした~~。元気だったんだけどね。。。この時期は帰国される方もいるので、お別れパーティーなんかも続いていました。(←要は・・・遊び歩いてます)そして更に英語の聞き取りに偉い時間がかかった。今回は。。。ご心配かけました~。

3/15に最後のサバイバーコースに行ってきました。卵巣摘出手術後2日目でしたが、旦那が送ってくれるというので(っていうか、このコースは基本的に欠席は不可です。結構厳しいでしょう?あ、もちろん治療中とかなら仕方ないんだけどね。でも私事のお休みは控えて欲しいという感じです。)私も元気なので、本当は運動もしたいな~なんて思うぐらいだけど、流石にM先生は難色を示したのでやめました~
(≧▽≦)

でも勿論断わりを入れなければならないのでインストラクターのSさんに手術の事を話しました。
「もちろん、良いよ。気にしないで~」
「いや、今日はビデオとって元気になったら家でやります!!」
と、とりとめのない話をしていました。ゲーナ(息子)が運動嫌いだという話や、一般の話をしていると、面白い話をしてくれました。

最近の研究で、プロのスポーツ選手が幼少時代にどれだけ訓練にかけたか?というリサーチをしたら、それはプロのオーケストラのメンバーが幼少の頃にかけた楽器の練習時間と同じ様な比率になった、という話。

おお!音楽家の話は(たまたまなんだけど・・・日頃はTVをあまり見ないので)何年か前に見たテレビでやっていたぞ!!たしか「nature(自然) or nurture(育成)」とか?

バネッサ・メイさんというバイオリニスト(なんかポップみたいなの?)が,自分が成功したのは「自分の才能」なのか「母親の育成の仕方」なのかが知りたいって話だった様な。。。。

(ググったら出てきました。この番組です。あんまり運動には関係ないけどご興味のある方はどうぞ。)



さて、たしかこのプログラムでは大人になるまで、このバネッサさんがどれだけ練習に時間を費やしたか?って質問があって、当時テレビを見ていた私があんぐりする様な時間でした。(うる覚えだけど、1日5時間とか8時間とか?毎日、子供から大人になるまで!!)

ってことはスポーツ選手もそうなのかな?今は日本を離れて随分経つからよく分からないけど、イチローさんのお父さんも有名だったよねえ?タイガーウッズとかも一杯練習したって聞いた事あるけど。。。

さておきSさんは、そんな研究がある反面、「じゃあ運動すれば良いのか?」って言うとそうでもないんだよ(←ここがポイントです。)と言う話をしてくれたんです。

Sさんはクリケットの選手だったそうで、練習をする時間がないときは鏡の前に立って自分のフォームだの、腕の使い方だのを目で確認して練習したのだそうです。

それによって、変な癖を体につけない様にしたんですって。さっきのオケの楽器の人もそうなんだそうだし、スポーツ選手でもなんでも体を扱う人は闇雲に練習するのではなく『意味』を考えてやると良いんだそうです。集中をして質の良い練習が大事なんだそうです。

ゲーナも運動嫌いだけど、闇雲に運動をやれやれというのではなく、頭を使って効率よく運動すると良いのね、きっと。

これって、もしかして私達のエクササイズで言う「呼吸」なのかな?確かに呼吸法とか、筋肉を伸ばす方向を間違ってやっていたら、何万回やっても意味がないものね。Sさん、ありがとう!この日に動けなかった分、他の人の動きを見て勉強しま~すヾ( `▽)ゞ

そんな訳ではじめの運動は免除でしたが、ビデオを撮りました!

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

そして、この日は『癌の遺伝と遺伝子』『セクシャル・プロブラム』の2点に関してでした。

癌の遺伝についてはとても気になる所です。

「ボクのスコットランド訛、ききとれるかなぁ。。」なんて穏やかに冗談を飛ばす(?)ジェントルマンなJ先生でした。

**********

今日は2つの点に関して話します。
1つは『癌の遺伝』=家系で遺伝する癌。そして血液検査はどういう場合に適応されるのか?
2つ目は将来に関して。実際の癌の薬は、それぞれのタイプ、状況によって違うので、今日は大まかに今の医療がどんな状態かをお話ししたいと思います。

じゃあまずは『遺伝』の話から。

先祖からの遺伝で癌になる人というのは、実は稀なんです。癌の原因は遺伝子が変わってしまうという事なのですが、その原因が遺伝という訳ではなく、殆どの場合は別の理由なんだそうです。本当に数%の人だけが遺伝が原因で癌になるんですって。

例えば、家系にもの凄く乳癌や卵巣癌が多い人の場合でも、その人ががんの遺伝子を受け継いでいる確立が高いとは言えないんだそうです。なぜなら、その人の遺伝子は両親から来ているからです。片親が遺伝子を持っていても、その親から良い方の遺伝子を受け継ぐ場合と悪い遺伝子を受け継ぐ確立は50%な訳です。

そして遺伝子を貰わなくても乳癌になる事もあるんです。元々、遺伝に関係のない乳癌の方が多いからです。

多くの人が「癌は遺伝」と思っていますが、実はそんなに多い例ではないんですよ。


遺伝子というのは・・・・注:実際のスクリーンの写真ではなく手書きで失礼。

画像


こんな図がスクリーンに映し出されて(でも、難しくて分からない。。。)4つの記号しか無く、この配列によってDNAを読み取って行くんだそうな。。。。

画像


そして、悪い遺伝子を持っていた場合、’大体’’大まかなところ’ですが50歳以下で癌になるリスクが50%、卵巣癌が40%のリスクでかかりやすいと言う統計がでているとか。。。

さて、じゃあ遺伝する癌というのは、どうやって、いつ調べるべきなのか?

遺伝しやすいがんがあって、まずは家系に何人いるかと言うリサーチの元に血液検査をします。年齢的な事を言うと、ふつうは30代ぐらいから癌に罹患する事が多いので、それぐらいから血液検査を受ける物なんだそうです。それより前は普通の定期検査だそうです。

遺伝しやすい癌とは、例えば乳癌。乳癌は遺伝する場合もあります。でも、反面殆どの癌は遺伝と関係ない全く別の原因でなるものなのですが。。。。

質問が相次ぎました。殆どが『娘』の事でした。

検査を受ける時期は、私の主治医のJ先生はパンダ(娘)が30代になってからで十分と言ったけれど、遺伝が関係ない癌もある訳で、その上,若年性の乳癌もある訳で・・・どうしたら良いのか分からなくなる、と私は質問しました。

先生は
そうですね、何事もバランスを取るのが一番大事なんです。もしも貴女が遺伝子を親から引き継いでいたとしたら、娘さんのリスクも高くなる訳ですよね?それでも、普通は癌は30代ぐらいから現れる物で、もし,仮に貴女のお嬢さんも遺伝子を引き継いでいたとしましょう。それが20代のはじめに分かって、それからの人生を「私の遺伝子は癌になる体質だ」と思ってビクビクしながら生きて行く事が、娘さんに取って幸せな事かどうか?という話なんです。

そして、他のテスト。血液検査の様な害の無い検査で癌が分かるのなら良いのですが(今現在は無いという事ですね。)例えばマンモグラフィーやレントゲン。ああいう放射線の事を頻繁に受けるというのも問題なんです。放射線は若い人にこそ影響を及ぼしてしまうのです。(←これって悪い意味で、って事だと思う。)

ですから、全ての事はケースバイケースという事なんですよ。スクリーニングばかりしていてもダメだし、かといって検査をしない状態も良くない。ポイントポイントで必要な事をする事。これは人によって違うのです。

他には「自分の家系には他には癌はいないのだけど、娘はテストを受けた方が良いか?」と言う質問。

これは「費用を高いと思うか低いと思うか?」という問題だそうです。高いのねえ、血液検査。

男性の乳癌患者については、珍しいとの事です。だけど母から息子に遺伝子が受け継がれ、それが孫娘に遺伝して、まるで隔世遺伝の様に見える事もあるそうです。

大腸がんに関しては(遺伝子が)遺伝という事もあるそうです。女性の場合だと大腸がんと子宮癌には関係があるんだそうです。(同じ種類ってこと?まあ、乳癌と卵巣癌との関係のようなものかな。。)

大腸がんの検査をするには「コロノスコピー」というカメラを入れてポリープを探すそうです。 これにも技術がいるそうで、熟練されていないと見つけられない場合もあるとか。。。ポリープは根元まできちんと取らないと意味がないそうです。

ここでも質問がありました。
「私の家系は癌の人が多いんですね。それで私は血液検査を受けたんだけど、私は遺伝子を持っていないって結果だったんですね。でも乳癌になってしまったでしょう?これってただの運の悪さなんですか?それとも(遺伝で)なるべくしてなったって事なんですかねえ?」
「どれぐらい癌の人がいるんですか?」
「えっと3、4、5~5人ぐらいかしら?そのうち2人は閉経前です。」
「なるほど。実は血液検査で調べられる事というのも,今の段階では限界があるのです。パーフェクトという訳ではないんです。でもお話を聞くと、家系の中である種のパターンが見られますね。これはきっと検査でもれてしまったかもしれないけれど、どこかで1つ狂いがあったという事でしょう(←あの4つのアルファベットのパターンのことだと思われ)。私の見解では遺伝による原因の様な気もします。」

遺伝の血液検査も完璧ではないのね。。まあ、完璧だったら癌は世の中から減っているよね。でも将来はこうやって原因を解明して,癌も他の病気の様に治癒できる様になって行くのでしょうね。

色々な質問の中、皆さんも興味深いであろうと思った質問は
「私が不思議なのは、私は遺伝ではがんの遺伝子を持っていないのに、どんな原因で、何が私の遺伝子を悪い遺伝子に変えてしまったのか?という事なんです。」
「それは素晴らしい質問だね。でも残念ながら、ボクには答えられないなあ。」
みんなから笑いがこぼれる。それでも先生はこんな話を続けました。

全ての細胞はね、1つの良いコピーと1つの悪いコピーを持っているんだよ。で、がんの細胞はというと良い方のコピーを無くしてしまったという事なんです。

画像


この図を見てください。青い色が普通の細胞。黒い色が癌細胞。このように正常細胞が癌細胞に変わる為には沢山の段階を踏んでいる訳なんですよ。

これから将来、もしこの途中の段階がどのようになっているのか?遺伝からなる遺伝子の変化がどのように起こるのかが解明されて行けば、どうやって癌細胞を治して行けるのかが分かると思うのです。

今の段階では、この途中の段階のどの時点でどのような原因で普通の細胞が癌細胞になって行くのかは分かりません。でも今、考えられている事はこの途中の段階の構造を正常細胞の構造と比較して解明する事が出来れば、治療の方法に大きな影響を与える(治療方法が分かるという事)という事だそうです。

実験の技術はどんどん新しくなり、今はDNAの構造に関して随分と進んでいます。DNAの解明にはもの凄い時間とお金がかかっていました。DNAの分析にかつてはジャンボジェット機程のコストがかかっていましたが、今はファミリーカーぐらいの値段になったのです。実験にかかる費用は今はどんどんと安くなって来ているという事がまた、癌の解明を身近な物にしてくれるのです。

今現在では『原因』として確実な物というのは喫煙とかだそうです。(飲酒もだってはなしだけど。)

そこでドキッとする質問が。。。。

「じゃあ、遺伝子が変わってしまう事が癌の原因なら、今までのコースで言われていた『運動する事』だの『バランスの良い食生活』なんて物は何の意味もないって言う事になってしまうの?」

彼女から発せられたこの言葉。私達みんなが心の底に持っている癌に対する憤りがこもっているような気がしました。

でも、DNAというのも所詮氷山の一角であるという事なんだそうです。所詮は一つの物の見方とでも言うべきか?だからそれだけで物事全てが決定されてしまうという事ではないんだそうです。

一つの家系を見てみましょう。1人の女性は悪い遺伝子を持っていて40歳で乳癌になってしまった。彼女の姉(妹)は全く同じ悪い遺伝子を持っていたけど60歳で卵巣癌になった。彼女らのお母さんも全く同じ遺伝子を持ちながら、85歳で一回も癌にかかっていない。

こんな風に同じ遺伝子を持ちながら、他の様々な事が関わって来て同じ結果にならない事という事実もあるのです。

他の人から
「先生はそのファミリーを実際にみたの?(人から聞いた話じゃなくって?)」
「ええ、そうです。」
「じゃ、遺伝の血液検査の方が意味がないって言う事?っていうか単に遺伝の事を見るだけでそれで発症の確立は分からない?ってこと?」

・・・難しいね。今現在は全てが解明されている状態ではないのだから、どこまでを断言できるかと言う線はあやふやな所もあると思います。先生は

大体半分の人は結果が出たらマメに検査に行く(スクリーニングに定期的に行き癌が発生しないかを確認する)って言う事ですよね。

「そう。姉(妹)が心配しているの。私は2回乳癌にかかって、母は乳癌で亡くなっているし、叔母も乳癌。妹に散々聞かれるのよ。。」

これはホントに個人個人で違う事ですよね。なのでハッキリとそれぞれのケースに対してどうしたら良いかと言えないのですが、私の仕事は今現在分かっている事をみなさんに理解してもらって、患者さん本人が自分で血液検査を受けるかどうかを決めやすくなる様に手助けをする事なんです。

そうだよね、ここでも患者が自分で決めるという事なんだよね。

さあそれから次の話になりました。

じゃあ、どうやったら癌にならないのか?良く「癌にならない方法は?」と聞かれます。
スクリーニング(検査)はどうか?いや、検査というのは癌になったとしたら、それを早期に発見するって言う事ですよね?それは癌にならないという事ではありませんよね?
でも女性の場合は、例えば胸を取ってしまったらどうなるのか?そうすれば、もちろん乳癌にはなりません。だってかかる乳腺も肉もないのだから。。。。

だからと言って胸を取る訳ではないのですが、確かに家系の遺伝で若年性乳癌にかかる方もいるのです。母も姉も乳癌、自分も血液検査で陽性、若い頃から検査を続けて結果に怯える日々。とても精神的に耐えられないと言う場合、事前に両胸を取ってしまうケースもあると言う事なんです。

「私の様に遺伝のはっきりしたパターンがない場合は、医師達はどのように考えているのでしょうか?例えば、私は再発の可能性は8~12%と主治医に言われています。どう思いますか?lobular (小葉癌)の乳癌です。」

2つの可能性があります。

一つは同じ側のおっぱいに乳癌が戻るという事。または転移という事です。
もう一つは同じ癌または違う癌が本体側のおっぱいに出来るという事が一つ。

同じ側にまた癌が出来たり、転移した場合は遺伝子とは関係がありません。
違う側のおっぱいに出来る場合は遺伝子に関係があるという事です。

先ほどの図で癌になるいくつか手前の段階の細胞が転移、再発の種をまいていると考えられます。

今までのリサーチで同じ様な癌の種類、大きさなどを比較検討してその数字を出している物だと考えられる。(8~12%ということ)

実際のリサーチはもう少し幅があるとJ先生はお考えで(4~16%位)、それでも8~12%と言う方が分かりやすいから主治医はそう言っているのではないかと仰ってました。

「私は43歳なんだけど、この年で発生するとなると私の姉妹や娘も発症する可能性が高いと言われましたがどう思いますか?」

家族の遺伝の歴史はあるのですか?
「いいえ」

その場合は、全てが合っているとは言えません。貴女がもう少し若くて発症した場合なら,お子さんに発症する確立は高いのですけれどね。若年性の場合は遺伝との関係がもう少し深いという事です。

ただ、こうやって説明していますが、今の医学で遺伝に関して解明された事はほんの一部に過ぎない訳で分からない事はまだまだ沢山あるという事は申し上げておきます。

例えば今まだ発見されていない遺伝子が見つかって、もっと沢山の研究結果が出た場合、今まで遺伝とは関係ないと思っていた物が遺伝に関係あると証明されるかもしれませんけれどね。

他の質問。
「転移に関して、この癌はここに転移するとか、乳癌ならここには絶対に転移しないとか、そういう事は分かるのですか?」

それぞれの癌に関して予想できるルートはあります。でもこれも現在分かっている範囲の話でまだまだすべてが分かっている訳ではないのですが。

新しく癌が(転移ではなく)現れる場合は、遺伝の可能性が非常に高いと考えられています。

と、このように今現在研究は進められています。新しい遺伝子の研究が進めば、それだけ新しい治療薬が開発されるという訳です。

最近、新しい研究が進められています。

いま、アメリカのジョンズ・ホプキンズで人間の癌腫瘍の一部を取って、ネズミに移植して人間の体の中に起こる状態と全く同じ状態を作れる様になったそうです。

という事は、マウスに移植してどの抗がん剤が効くかなどを調べる事が出来るという訳です。完全とは言えませんが90~95%の確立で薬の効果が分かるようです。

薬の利き方だけでなく、副作用などもよく分かるのでとても効果が期待できます。

今は技術が完成されていないので広く利用はされていませんが、イギリスでもプライベートでは一部の人が利用が出来ます。

予想として後3年間の研究を進めれば、ジーノームシークエンス(各個人の遺伝子の構造)や薬の利き方に関してネズミを使わなくしてもわかる様になるのではないかと思われています。

「取った癌細胞はどうなってしまうのですか?」

NHSでは研究の為に10年取っておきます。と言うのは研究の為に必要だからです。しかし、今は遺伝子の研究をするのは血液で十分なのです。血液の細胞のDNAのつながりの方が長いので分析しやすいのです。他の部位だと細胞のつながりが短く、分析しにくいというのが現状です。

「トリプルネガティブの研究は進んでいるんですか?あまり足りていないんじゃないんですか?」

トリプルネガティブの研究はしています。ホルモンレセプターのネガティブな癌のルートを探しています。 今はその研究の関連の事が少しずつわかる様になって、後少しで収穫があるという段階です。

研究の結果として、これから人体実験できる直前の状態だそうです。(今は動物実験の段階)

「アメリカかイギリス、どちらが一番研究が進んでいるんでしょうか?」

お金として計るとアメリカの方が遥かにお金をかけています。しかし、かかったお金だけで計るのではなく、質の問題ですからね。イギリスの評価の仕方は、いかに実験室から実際の医療に使える様になるかと言う時間で考えれば、イギリスもアメリカと同等かと思います。

ボク個人の考えで言えば、アメリカのお金の使い方は余計に使っている様な気がします。

あははは。流石、イギリスのお医者様。イギリス贔屓だね。とにかく、こんな感じで遺伝のお話は終わりました。

今の医療はどんどん進んで来ているのね。癌が簡単に治る様な時代もそんなに先ではないのね。

ここでも一つ疑問が出て来ました。おっぱいを取ってしまえば乳癌にはならないって言うんだけどさ。。。。確かに他の日に両側全摘して再建済みの方が「もう再検査はいらないと言われた」と言っていたんだけどね。でも『再発』ってどういう事なんだろう?ねえ?

この次の話題は後日書きますが、この日の最後にオーガナイザーのS先生に聞きました。
「先生?私は卵巣取っちゃったけど、これでもし反対のおっぱいも取ったとして。もし私が胃癌になったら、それはま~~~~~~ったく乳癌に関係ないってこと?再発にはならないの?」
「そうです。卵巣を切っちゃったなら貴女は卵巣癌にはなりっこないという事です。」
「じゃあ、別の所に癌が出来たら・・・再発じゃないの?」
「そう。全く別の癌。」

・・・・そう言うもんなのだろうか。。。。

勉強になります、ハイ。

画像


最後に締めくくられたのはこれ。(私流の訳で申し訳ない)

☆貴方の健康を向上させるキーポイント
 *自分の精神状態に気をつける
 *エクササイズのプランを守って運動する
 *バランスの良い食事を心がける
 *必要な検診や医療をキチンとコントロールする。

このコースを聞いて思った事は、患者の私達一人一人が自分で治療だのナンダのを決めるという事です。自分が自分の将来を決める様に。その手助けをしてくれるのがお医者さま方だという印象を受けました。

自分で決める。そう思うと増々癌の事を勉強しようという気になりました。

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この記事へのコメント

ぴこるる
2012年04月01日 23:22
うめちゅうさんはサバイバーコースなど講義の時に、いつも録音しているの?
すごい記憶力だな~と思って!
これだけ内容をシッカリ書けるのはすごいよ!
そういえば、、、、画像の一番目、スクリーンに出てる「BRCA」の文字で思い出したの。私は採血をたくさんしているでしょ。採血のなかで、この「BRCA遺伝子検査」の採血の人結構いたのよ。何の目的の採血なのか、よくわかってないで採血してたわ、、、ワタシ。
これって、乳癌・卵巣癌の遺伝子検査だったんだね、、、
うん、今度は注意して見てみよう。
yannchan
2012年04月02日 01:51
こんなこみ入ったこと英語で理解しているのが凄いです。前にちらっと記事にしたけど、添乗2年生のまだ新人に毛が生えただけの頃、ドイツをバスツアー中お客さんが倒れ救急車で現地の病院へ。医療通訳が来るのを待てず、片言の英語で医師と談判!「○○からの出血を止めるため手術をする」の○○の意味がどうしても分からず、絵に描いて!!と頼んだの。その図を指し「egg comes here」(←とかなんとか)ドクターが言ったのね。ん?卵出てくる?→て卵巣?!→ピンポーン!!(←独り脳内大会!!)その後、卵巣って英語で調べたはずなのにすっかり忘れました…。
うめちゅう
2012年04月02日 09:55
>ぴこるるさん

実は録音しています。でもね、英訳はなかなか難しいし、一回3時間なので聞き直すのも大変で、実はコースのはじめは端折っています。でも、段々、話している内容が興味深い事なので、出来るだけキチンと書こうと思ったの。

実は今回の記事が時間がかかったのは旦那が出張から帰って来た後に、一部分は手伝ってもらいました。でないと流石に専門用語のオンパレードでわからなかった。特に録音がいい状態ではないので、ざわつき等で聞こえないこともあるのです。

このコース、個人的な状況を聞く方も居るんですけど、一般的な話だけ載せています。こんな風にビッチリ3時間の話なので,その場では聞き流したり忘れたりする事も沢山ありました。うん。キーモブレイン、まだまだ続いているかなあ。

でもぴこるるさんなんてキチンと講習会に参加しているじゃない!そっちの方が素晴らしいと思うなあ。。私なんて一患者なので、聞き流している事沢山あると思うよ。BRCAは1と2があるみたいよ。実は詳しい説明書も貰っているんだけど、まだきちんと読んでいません。それもそのうち載せるね~~~。あ~~~、旦那の暇な時にかも。。。
うめちゅう
2012年04月02日 10:02
>yannchanさん

いやいや、理解していない事多すぎです(爆)旦那に手伝ってもらっているからズルだし。。。ははは。

yannchanさんの方が凄いよ~。適応力あるなあ。。。
卵巣はovaryなんだよね。楕円形、卵形だとovalなんだけどね。英語は出来ませ~ん。
れんこん
2012年04月02日 21:14
何よりお元気そうでよかったです!
それとアップお疲れ様です。私は何回も何回も読み返していますが、理解できてるのかな(^。^;)
遺伝については気になるので、まだまだ、読まなきゃ、最近頭がまわってないというか、理解に時間がかかるのです。
うめちゅうさん、プリントアウトさせていただいても良いですか?
春璃
2012年04月02日 23:11
はじめまして。このブログ記事はすごく役にたちました!私の母は乳がんに45歳で罹りました。娘だから当然心配です。家系をさかのぼるにも、母の両親はいづれも捨て子や孤児などで当てにならず、その上、親戚も少ない為全くさかのぼれません。ですから私は本気で遺伝科に行こうか悩んでいました。ですが、この記事でそういった検査のメリットデメリットが知れましたし、結局のところなるか、ならないか、なんて100パーセントわからないし、遺伝も必ずするわけでもないという事もわかりました。要は検査など、適宜行って行く事が大切なのかなと思っています。ありがとうございました。
うめちゅう
2012年04月03日 10:32
>れんこんさん

お久しぶりです!英訳がぁ~~~時間がかかってしまいました。。。。

遺伝のお話。興味はあってもとっても難しいですよね。私も理解が出来ているのかしら?と何度も聞き治しました~~。ましてや、文章が上手くないので申し訳ないですぅ~。プリントアウトしてくださーい。
うめちゅう
2012年04月03日 10:42
>春璃さん

お役に立てて幸いです。私も娘の事を思うと心配だったのですが、このコースで大きな収穫を得ました。

春璃さん、あのね。一番はじめに告知してくれたQ先生が教えてくれたのですが、生理の一週間後が一番胸が柔らかくなるときなんですって。(生理前は乳腺が張ったりするのでしこりと間違えやすい。)

その時に横になって調べる側の腕を上に上げ、反対の手で胸にしこりがないかチェックするといいんですって。夜寝る前にでもしてみると良いかもしれませんよ。セルフチェックを習慣にすると良いんだそうですよ♬
ゆき
2012年04月04日 02:09
うめちゅうさん、キーモ前診断にいってきました。
今回手術の話題がでて、頼りになる女医さんに「心配しなくても大丈夫、日帰りですむから」とにっこりされたのですが、ちょっとは、入院したいよ! NHSおそるべしとおもいました。あと、手のつめが痛いと伝えると、毛細血管がはれているので、光に当てないことでだいぶよくなるから、黒いマニキュアをしなさいといわれた。そんで、帰りにすっごくやすい隣町のアフロヘアーサロンについているネイルサロンによって、黒くぬってもらったのだけど、黒いのなんだかおちつかないので、デザインおまかせていれてもらったら、ものすごくゴージャスでアフリカンな逆しまうまパターンに。わたし、じみなのに指先だけ派手。あさってはラスト2のキーモ。がんばりまーす。
うめちゅう
2012年04月04日 09:32
>ゆきさん

今日は掃除の1日でした~。次の記事はまだ英訳中~。

お疲れさまでした~♪そうなの、知り合いも日帰りだったと言ってました。。。ドレーンつけて家に帰るんだって。でもね、毎日看護婦さんが来てくれるそうなので全然平気だったって仰っていたから、きっと大丈夫よ!もしかしたら家の方がリラックスできるかもよ!手術前にチンして食べられるご飯を冷凍しておくと良いかも。。。出産の時には重宝したよ~。十分備えて(冬眠?)寝るだけにしておけば、家の方がゆっくり出来るかもです。

クロを塗ると痛みが少しは緩和されるのかあ。それは知らなかった。ゆきさん、勉強になったわ!今しか出来ないオシャレだから、是非楽しんでください♪私もショートにしたのは初めてだったけど、こんな機会がないと髪の毛も切らないものね。

コースをネットで予約しました(本当に予約できたんだろうか?)あと2回、頑張ってね!いっぱい寝て体力温存してください!
れんこん
2012年04月04日 18:19
ありがとうございます。
プリントアウトさせていただきますね。
うめちゅうさんの文章はいつもわかりやすいですよ。
内容が私のよわ~い頭がついていけないのです(-_-;)
うめちゅう
2012年04月05日 22:47
>れんこんさん

どうぞ!でも、文章は(話し方も)自信ないですよ~σ(^_^;)

コースの内容を把握するのは私も難しかったです。。コースのはじめの方なんて、もっときちんとレポートすれば良いのに、、、後半になって向こうの意図が見えて来たという感じです(^▽^;)

勉強なんて、何年ぶりかしら?????

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  • 再建の相談&手術日・・・

    Excerpt: さて、話は少し前の事になりますが・・・7月11日にK先生とM先生と再建に関しての説明を受けて、しばらく考える時間をいただきました。 Weblog: うめの乳癌日記 racked: 2012-08-10 09:03