初めてのオンコロジーセンター

今日(5/16)は抗がん剤治療の専門家、オンコロジストに会いにいく日でした。

昨日一昨日は、1日中外にいたので結構疲れる日でした。術後なのを良い事に、旦那にすっかり甘えて午前中は丸々寝てしまいました

今日の予約は3時15分で会社を抜けてくれた旦那と途中の駅で待ち合わせしました。

実は昼間で寝ていたのを、旦那に電話で起こされぼーっとして(ブログ読んだりしてたし)シャワーを浴びただけで家を出たので、飲み物だけ買って地下鉄で飲みました。

改札で旦那に会い、タクシーでオンコロジーセンター(抗がん剤治療センター?)までいきました。

息子の小学校時代の友達の J.T君のおじいちゃんは乳癌の権威で、お母さんのKが私の事を心配して、旦那に学校で今後のトリートに付いて聞いてくれたそうです。今回お世話になるオンコロジストのJ先生の名前を言うと
「まあ~~!その先生は有名よ!大丈夫、A・J先生ならもう安心よ!」
と言われたそうな。。。

嬉しいんだけど、お値段が怖い(;´▽`A``

いや、会社の保険だし今は円が強いから大丈夫だとは思うんだけど、いざ、「これ以上は出せないよ」と日本の保険会社に言われたら全部自腹なのよ~~(T▽T;)なのでこのあたりで「ただ」のNHSに切り替えるか?それとも値段を聞いて大丈夫そうならこのままプレイベートにするか?

この10年以上、出産も何もず~~っとNHSだったんだから、今回はお金出してよお!って思います。

でもチキンな私たち。。。。

付いた病院はまるで高級ホテルのようですヽ(*'0'*)ツ まあ、普通のタウンハウスなんだけど、中には受付がそれぞれあって、ゆったりとしたソファーが沢山ありました。早めに着いたので申込書とかにサインして待っていると「お飲物はいかがですか?」と言われたのでコーヒーを頂きました。コーヒーだけでなく、上品なクッキーが付いていました。何も食べていない私はもうガツガツクッキーに食い付きました(^_^;)

ジェントルマンな看護士さん(かな?)が身長と体重を量る為に別室に連れて行ってくれました。元々165cmだったのに、出産後に166cmと言われ、この間の検診で計ったら164cmとか言われていました。で、今日は165,5cmだそうです。。。いい加減ねえ。。。。それとも伸びたり縮んだりしているのかしら。

待っている間に周りを見回すと、やはり初老の方が多いです。が、皆さん一目見てリッチなんだろうな~という感じでした。皆さんお上品なの。。。。流石プライベート医療。。。でも、ここにいるって言う事は皆さん癌なのね。。。。

そして、先生とのお約束の時間を30分過ぎて、やっと私の番になりました。

エレベーターで3rdフロア(日本で言う4階)に行ってくださいと歯の真っ白な綺麗なお姉さんが案内してくれました。ドアの開いたエレベータには看護婦さんがいました。下に降りていくようなので待っていると
「上に行くの?どう?今乗っちゃえば?」
と言うので、そうですかと相乗り。
「地下はトリートメント・スウィート(部屋)よ~。来た事ある?」
「いえ、初めてです。」
「まあ~、じゃあエレベーターがあいたら、どんな所かかいま見れるわよお~。これで次回はどこに来れば良いか分かるわね~。」
とめっぽう明るい。

そのままエレベーターで3rdフロアに行くと、ドアの前には女の人が待っていてくれました。

「こんにちは。Umeさん?」
「そうです。」
「私はAmよ、よろしくね。さあ、先生が待っています。こちらよ。」

流石プライベート。素晴らしい対応だわ。

入るとJ先生がニコニコと対応してくださいました。まずはAmさんの紹介。

「これからこのAmが貴女の事を手伝ってくれるわ。そうね、K先生の所のCaみたいな存在よ。」

それからどうやって見つけたのかを聞かれ、母の死でまずは癌についての意識が出来た事、なぜか分からないけれど胸に重い物を感じた事。(決してしこりを発見したわけではない)5年もサボっていた検査にどうしてもいきたかった事、などを話しました。

それからJ先生が傷の状態などを見てみたいとの事で、先生に見ていただきました。

「とてもいい状態ね」

と褒めていただきました。

「貴女は見ている限り、本当に健康そうね」と。
そうよねえ、普通は癌で胸を切ったなんて見えないだろうなあ。

そう言えば、ちょっと話が検査の話から離れるけど、「胸を切った様に見えない」とか言いながら胸を切った事がバレバレになる状況がありました。

実は先週に笑える事がありました。病院でもらったブラは術後に付けられるような木綿の前開きで傷にさわらないような物なんです。片方にパッドを入れてね。ワイヤーとかある物は痛いからね。今まで出かける時はそれをしていたんだけど、この間、学校から帰って来てふと鏡を見ると・・・左胸が上にずれているの(爆)

そう、もうつるつるのおっぱいなので引っかかる所がないから肩ひもが上の方に引っぱり、パットごと上に上がっちゃうんんです(;^ω^A ふと鏡を見て、気がついた娘と私は大爆笑。

で、普通のブラを引っ張りだして来たんだけど、今度はパッドがはみ出してしまう。う~ん。なるほど、だからCaさん(看護婦さん)が乳癌患者用のブラのカタログを持って来たのね。

でも、時間が出来たらこのカタログのお店でシリコンパッドを買おうと思っているんです。ヌーブラの分厚いのみたいな。。それがあれば肌に張り付くだろうから、きっと今までのブラを無駄にせずに使えると思いました。

(追記:実は9月現在の今もまだシリコンパッドなんて買っていません。買いにいくのがなんか面倒くさくって。)

問題はそこに行く時間がない。もう少し回復しないとあちこちは飛び回れないものねえ。でも、ブラはこのままでは周りに引かれるかもしれないし。。。

ん?そう言えばこの間、ジョンルイス(こっちのデパート)でこんなものみたなあ。。。

http://cgi.ebay.co.uk/Wonderbra-Ultimate-Strapless-Bra-9335-Nude-30-36-B-F-/280622087329?pt=UK_Women_s_Lingerie&var=&hash=item870bfa7319#ht_1014wt_702

と言う事で土曜の夜に2つ程買いにいきました。これで大丈夫だろう b(^o^) ええ、しっかりパッドも収まって大丈夫でした。うん。

まあ、このブラがあれば「胸を切った様に見えない」だろうな。ははは σ(^_^;)

で、話は戻りますが・・・先生は今後の治療について説明を始めました。

私の場合、既に癌は綺麗に取り去ったし、リンパに転移がないのはとてもいいニュースである事。

ただ、癌の性質がグレード3の活発な物であった事もあるし、ホルモン剤が(効かないとは言わないけれど)よく効きそうではない+と++と言う状態では、もう抗がん剤治療をするしかない事。

「それは良く分かります。特に浸潤癌だったことですし。」と相づちを打つ私。

それで、私の場合は
FEC(日本ではCEFで知られている)を4クール、その後にタキソールを12回というコースなんだそうです。

これは点滴。FECは3週間に1回。その後に白血球を増やすG-CSFという注射をするそうです。タキソールは1週間に1回で12回だそうです。

これは、最近、癌ブログで勉強していたので随分いろんな事が分かっていました。FECにはあの「赤い奴」と恐れられている抗がん剤=副作用の強い物も含まれているんです。

ところが・・・先生は

「副作用はあるんだけど、今はちゃんと吐き気とか出ないようなお薬をあげるから、皆大丈夫なんですよ。そうねえ、指先のしびれで紙を持つのに2、3回持ち直したりする事があるかもねえ。口が乾いたり、便秘や下痢があることもあるかしら。爪とかが変色したり手のひらの皺に色がついたりすることもあります。それから禿げちゃうの。残念だけど。」

先生の口調だと吐き気とかそんなにしなさそうで、ブログに書いてある程大変な薬じゃないのか?それとも吐き気止めが良いのか?

「ああ、知っています。今、日本の患者さんのブログとかを読んでいるので大体の副作用は知っています。大丈夫、気にしませんから。」

「まあ、良い患者さんだわ。そうそう、ちゃんと生えてくるんだけど新しい髪が巻き毛になる事もあるのよ~。でも絶対に生えてくるから本当に心配しないでね」

「大丈夫です。元から円形脱毛症とか良くあったので、生えてくる時がどんなんだか良く分かっていますから(*^-^)b でも、日本のサイトとか見ると皆、カツラを買うんですけれどこっちでもあるんですか?」

「それはもう、Amに聞いて~!彼女は何でも知っているから~」

「なんかブログ読むとしびれが血管や指先にあるように、禿げ始めると毛が抜ける時に痛くって、サッサとそってしまう人もいるんですよね~。」

「そう!そうなのよ~。あとねえ~~、もう生理が上がっちゃうの。残っている卵子が抗がん剤でやられちゃうから、もういいかあ~って思って生理が上がっちゃうのよ。」

「先生、聞いた事があるんですけれど、『人間の一生で卵の数が決まっているから、生理が始まったのが遅い人は生理は遅くまで続く』って聞いたんですけれど、それは本当ですか?」

「まあ、そう言う事なんだけど、でも抗がん剤治療が始まれば関係ないから。」
「私、15歳で本当に遅かったのですが、それでも止まるんですね。」
「そうです。でも生理があるのも面倒くさいと言えば面倒くさいでしょう?」
「そうですね、本当に(`・ω・´)ゞ」

(追記:これは後で別の看護婦さんが言うには、全員が閉経する訳ではないと言っていましたが、良く分かりません。もしかしたら私の45歳と言う年齢で、どの道、生理があがる直前だからかもしれませんけれどね。)

「それからね、これから何回も点滴をすると言う事は、貴女の血管がボロボロになると言う事なの。それでね、貴女さえ良ければポートの手術を受けられないかしら?これはK先生にお願いするけれど、鎖骨の下にある動脈にチューブを入れて血がたまるような場所を作っておくの。それでね、そうしておけば血管を探さなくても良いし、簡単に点滴が出来るのよ。」

言葉の説明だけでは全然分からず、つい、この間の検査のとき見たいに血管に管をさして、その先にバルブみたいな物が付いている物を鎖骨の下に付けっぱなしで半年もいるの???と思って

「あの~・・・シャワーとかは出来るんですか?」

「勿論よ、水泳だって平気なの。」

???え~?じゃあ管が体から出ていて、そこに栓でもしているのかしら?間違って栓がとれたら流血垂れ流し?????それって怖くない?????

とちょっと怯えていると、旦那が
「皮膚の中に埋め込むんだって」
と教えてくれました。後で、Amさんが印刷してくれた紙に図が書いてあって納得したんだけど、こんな物です。

http://www.medicon.co.jp/general/index.php?m=P04

今は凄いねえ。。。これは日帰り手術で出来るんだって。

検査のたびに血管探しが大変でした。昔はこんなに採れなかったっけ?って思うぐらいです。そう言えば妊婦の時にも沢山取られたからな。あれで血管が嫌になって引っ込んだのかしら?

まあやってもらいましょう。血管から入れるよりは絶対に良いに決まっている。沢山の人が血管が駄目になって手から、足からと大変と良く書いてあります。血管痛なる物もあってジンジンとして大変だったりもするそうだし。

副作用も、こっちの人とアジア人の体質も違うし、もしかして大変なのかもしれないけど、癌細胞に生き残られても困るので、元気で体力のあるうちに抗がん剤で頑張ります。

「これから6週間以内には抗がん剤は始めます。何かしたい事があればその前にしておいてね。」

J先生と固い握手を交わし、先生の部屋を出ました。

その後にはAmさんとの話。彼女の方から印刷した資料をもらい、予定を組みました。Amさんの話だと、点滴をした日はみんな元気なんだって。皆さんキャリアウーマンの人も多い訳で働いていらっしゃる方も多いのですが、点滴してそのまま仕事に行く人も多いとか。それで、副作用が来るのは大体3日後なんだって。

副作用はつわりに似ていると形容する人が多いらしい。今からつわりかい (-"-;A 生理があがるって言うのにねえ (^▽^;)

私は土日は忙しくなるので、その日は避けたいと。J先生には点滴前に検診を受けなくてはならないので、先生のいらっしゃる火曜か金曜になると、火曜日が良いのではないかと言うことになりました。そしてはじめのFECは6月7日の10時半(先生との検診は10時)にしてもらいました。

そして、外に出て駅に向かう途中
「きゃ~!7日は娘のテストの日だわ」
と言う事で、さっそくAmさんに電話。留守電だったんだけど、時間を遅くしてくださいと伝えました。

家に帰って再度、薬の事を調べました。

FECは3種類の薬のこと。

Fは:5-FU
http://www.gsic.jp/medicine/mc_01/5_fu/
Eは:ファルモルビシン(一般名 エピルビシン)
http://www.gsic.jp/medicine/mc_01/farmorubicin/
Cは:エンドキサン(一般名 シクロホスファミド)
http://www.gsic.jp/medicine/mc_01/endkisan/

タキソール(一般名 パクリタキセル)は
http://www.gsic.jp/medicine/mc_01/05/index.html

です。

これの後に放射線治療もするって言う事だから、まあ、徹底的に体の中の悪者をやっつけると言う事なのね。

癌とかになるとやっぱり転移や再発と言う事が気になります。この国は乳癌の国。多くの人が乳癌になり、症例が集められているので先生を信頼して治療を行うぞ~ ゚・゚*・(゚O゚(☆○=(`◇´*)o とやる気満々です。

それから、前に「ありがたいと思った事」で低学年部の校長先生が励ましてくれた事を書きましたが、息子の1つ上の男の子と娘の1個下の女の子の母親のHさん。彼女も今乳癌なんだ。12月ぐらいにその話は聞いていたの。

でね、Hも私の話を聞いたみたいで、テキストをくれたんだ。今度お互いの具合が良い時に会いましょうと決めました。

息子がまだ小学校に上がる前にスイミングスクールで彼女の息子のA君と同じクラスだったんです。Hもその間に泳ぎ、私も娘と泳いでいたの。Hは前の年に旦那様を亡くし、南アフリカからA君を引き取り育てていたんです。数年してA君の本当の兄妹、Kちゃんを引き取ったと言う素晴らしい人です。

それでも、こんなにたくさん知り合いが乳癌だと、本当に乳癌大国って思っちゃいます。。。他のお母さんもみんなチェックを受けたり自己検診で、悪い物があっても早期で見つけて欲しいです。自分の体のSOSは見逃さないように。

そうそう、禿げる話を子供達にしたら(勿論生えてくるって説明しましたよ。)子供達はニヤニヤしているし o(^^o)(o^^)o 今は2人が言う事を聞かないと
「うっ、胸が痛い(ノ_-。)」と脅していたんだけど、あまり頻繁にやるので我が家ではギャグと化してしまった (´・ω・`)
禿げたら「あ、髪が抜ける~~~」とでも言ってみようかな~。(でもそれじゃあ脅しにならないかあσ(^_^;))

ヅラ・・・こんな顔で金髪のかぶったらヅラだってモロバレよね( ´艸`) とか想像するとおかしくって。(いや、勿論黒髪もあるって)でも頭皮も乾燥肌(もしくはアトピーで?)で荒れているので、軟膏が塗りやすくなって治るかも!とか期待しています (*^ー^)ノ

そうそう、NHSに切り替えの話し。途中で旦那が話したのですが、秘書さんに治療費がいくらかを聞かなくてはならないので、今日は分かりませんでした。会社に言われないぐらいの値段だったらこのまま続行。プライベートの方が早くきちんとした医療をしてくれると思うから、勿論私はこのままお願いしたいのですが。。。どうか法外なお値段ではありませんように。。。

しかし、こんなにすんなりな治療でいられる私は本当にラッキーですよ(ノ´▽`)ノ 感謝感謝です。

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とにかくJ先生は明るいおばさまでした☆ J先生と話していると、なんだか自分はそんなに重病じゃない様な気がしてくるぐらいです(爆)

でもね、本当にいつも楽しく話しにいくんですよ。(現在進行形ですが)気さくな先生で良かった(#⌒∇⌒#)ゞ

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