うめの乳癌日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 回復期 ー 感傷、絆、人と話す事 (温泉も行ったよー)

<<   作成日時 : 2013/05/23 17:40   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 6

さてその後も鬱で暗い毎日だったんだけど、4月3日にイギリスを発ちました。(4日着ね。)日本には4泊。今回は銀行の手続きと四十九日&百日の法要が今回の目的です。

ビックリしたのは姉の方から「母ちゃんの時にはその後に京都に行って桜を見てうんと癒されたんだ。アンタもなかなかこんな時期に日本にはもう来れないでしょう?ねえ、京都に行こうよ!!」と言われたんです。ちょっとビックリ。私は姉とは少し距離のある間柄でした。そんな姉から2人で旅行しようと言われるとは思っていなかったのです。

そりゃあ、体力的な話をするとたった4泊のうち1日を日帰り旅行の京都、1日をやはり日帰りで親の田舎に行って法要って言うのもどうかな?なんて思っていたんだけど、なんだか姉の行動を見ると・・・きっと姉も辛いんだろうななんて思ったので一緒に行く事にしました。それに京都のマイミクさん達にも会えるかな?なんて思って。

そんな訳で中身の濃い旅行でした。

まずは4日。着いたら買い物の嵐(子供の文具とか、洋服とか、ユニクロのブラトップとか)。

義兄と姉が駅まで向かえに来てくれて寿司を奢ってくれました。その後は仏具やさんに行き、お願いして置いたご位牌だの修理していただいた大黒様などを取りに行きました。分骨をしてこようと思ったので、今回は分骨用の小さな骨箱なんかも買いました。

そしてその日は高校の友人と飲み会。楽しかった。

5日は姉と2人で京都。姉が仕事があると言うので、私は先に行って友人に会う事になりました。いきなりの申し出に答えてくれてありがたかったわ!!途中、ふとayayaちゃんにもテキスト〜。次回、また会える日を楽しみにしているよ〜♪
追っかけて来た姉に合流して平安神宮の桜を観に行きました。今年の日本は気温が寒かったり暖かかったりと変な気候だったせいか、桜がこの時期まできれいに咲いていました。やっぱり桜は良い!!

平安神宮の庭をゆるゆる歩きながら姉といろんな話をしました。昔話も、今の話も。人も多く道も混んでいました。次の日に爆弾低気圧が来ると言われていたので観光日和とばかりに、多くの人が桜を楽しみに来たんだろうな。

画像


画像


画像


画像


画像


お土産店にも寄ったりしました。そんな時間があればお寺の一つも見れるんだけど、やっぱり『お土産を買わないと』という強迫観念からは逃げられないなあ(笑)日本人だよねえ。

その後は姉と2人で豪勢に駅の中にある吉兆と言うお店で美味しい物を食べました。姉とこんな旅行をしたのは初めてでした。

姉は父にそっくりなの。今回思ったのは、姉も相当精神的に来ているんだなと言う事です。ふとJ先生の言葉が思い出された。「2年でそれだけ悲劇が続けば健康な人間だって落ち込みます。」そうね、姉は母も父も面倒を見て来たんだものね。

前にも書いたけど、父は母が存命の時は父の方からイギリスに電話をかけて来る事なんて一切ありませんでした。電話では用件だけ、孫ともそんなに話もせず。でも母が亡くなり、私が癌になり、自分の昔の知識を引っ張り出して来て娘(私)にアドバイスする様になり、そしてだんだんと孫とも話す様になったのね。30分も電話で話せるなんて昔ではあり得なかったのよ。

父が亡くなり火葬をする為にまずは2月の半ばの後、イギリスに帰った時に留守電を聞いたのね。そうでもなきゃ家の電話の留守電は聞かないから。そうしたら父が「お誕生日おめでとう〜〜。じぃじだよ〜。」と言っている留守電だの「もしもし、ジィジだよ。今日は試験だね。もう出ちゃったかな?頑張っておいで〜。」とパンダの受験の応援の留守電なんかが残っていたの。(母の時もそうだったんだけど、いなくなって初めて留守電に気が付いて。。。。もう聞けなくなった声を、そのままiPhoneのボイスメモに録音しました。)

昔の父からは考えられない。慟哭は人を変えるんだと思いました。

姉もそうなんだと思う。義兄さんの話だと、姉も精神的に不安定なんだそうな。更に姉自身も鬱だと言っていました。私とは違って姉の鬱は倦怠感?やる気が起きない?そう言う方向なんだそうなんだけど。

血の繋がりのある人間はもう姉妹だけなんだな。と、実感した旅でした。私達はこうやってこれからは違う形でお互いに接して行くのね。無くして初めて分かる絆もあるんだなと思いました。

さて6日。義兄さんが車を出してくれました。両親の田舎は遠いので電車でお骨を持って行くのは大変だったし、時差ぼけの私がレンタカーで長距離運転って言うのも不安だったので。(普通なら全然平気なんだけどさ。)ありがたい。10時半ぐらいには出て1時半ぐらいに従兄弟の家にお邪魔しました。義兄と姉はその間、近所の街でやる事があると言う事なので、寺には行かずに別行動でした。

従兄弟と奥さんは私が出来ない分、お寺のご住職さんとお話をしてくれました。お金の事も用意しなきゃ行けない、供物もお花の用意もみんなしてくれました。

こう言う法要って確実に昔とは違っているんだなあ。昔は四十九日でももっと人を呼んだと思う。でも今回は従兄弟と奥さんと私の3人。でも母の時は父と従兄弟と奥さんの3人だったんだものなあ。

お経はまだ私でも理解出来る様な内容でした。用は骨から位牌に魂を入れ替えるとでも言うのか。。。

不謹慎ですが古い位牌から新しい位牌に魂を入れ替える儀式では
「あ、これは子供達がいたら確実にウケまくっているだろうなあ」と言う様なコミカルな発声もありました。ホッ,ホッ、ハィア〜〜。みたいな。。。

それでも四十九日、百日、そして魂の入れ替えなんかを無事終わる事が出来ました。そうそう、仏具屋さんでいらないからお寺で処分してもらうと良いと言われた物の中に、父の患者さんが彫ったお地蔵様がありました。仏具屋さんが「アマチュアの仕事だと言っていました」と言うと、お坊さんが「ああ、でもこういう像って言うのは『誰かが拝んだ時に仏像になる』って言われているんですよね。だから展示会などで千手観音なんかを置いても可哀想ですよね。皆美術品としてしかみないで拝んだりする人はいないんだから。」と言いました。3人で「なるほど〜〜」と納得です。でも持って帰っては来れないので供養はお願いしましたけど。

さあ、その後は納骨です。今回分骨をするつもりだったんだけど分骨の骨壺が1個しかなかったので仕方ないので父の遺骨は勝手に私が行く前にジャムの空瓶に詰めて実家に置いてきました。(←オイ!)

実は納骨にも色々と方法があるんだってね。骨壺から出して骨をダイレクトにお墓に撒く場合と、骨壺ごとお墓の下に埋める場合と。

祖母の事が大嫌いだった姉が「アンタさ〜、間違ってばあちゃんの骨が混ざってイギリスに持って帰ったら嫌じゃないの?」と言うので従兄弟に聞くと
「いや、骨壺のまんま埋めていたよ」と言うので墓石屋さんに母の骨壺を開けてもらって骨を拾いました。一緒に帰ろうね。子供達の所に行こうね。

母が亡くなってからお墓参りに来たのはこれが初めてだったんだものね。ごめんね、母さん。

墓石の下にはこれで5つの骨壺が並びました。祖父、祖母、叔父、そして母と父。(その前のご先祖はお寺を変えたのか違う宗派だったらしい。あくまでもらしい、ですが)墓石屋さんが「お父さんとお母さん、並べてあげましょうね。」と並べてくれました。

こうして無事、分骨も納骨も出来ました。墓石屋さんが丁寧に母と父の骨壺を並べてくれて、そうね、やっと一緒になれたね、とは思いました。(口うるさい父がまた来て母はため息をついているかもしれないけど・・・)

その後は従兄弟の家に行ってコーヒーとケーキも入れてもらいました。法要の間、買い物をしていた姉達とも合流。ひとしきり話をしてからお墓を後にしました。こんな遠い所まで運転してくれた義兄にも感謝です。

そしてその後は帰りがけに茨城の温泉に寄りました。姉が3人で温泉に入ってからご飯を食べ、マッサージをして帰ろうと計画してくれたのです。

行った日帰り温泉は『天然温泉 きぬの湯』と言う所。
http://www.kinunoyu.com/

姉は気軽に誘ったんだけど、実は私は自分がどう思うかの予想は出来ていませんでした。だって片胸は無く、しかも再建失敗の後は大きな傷。お腹にも横一文字にもの凄い大きな傷。

乳癌で温泉に行った人の記事を読むと、肩からタオルをさりげなく置くとか書いてあったんだけど、無精者の私がそんな事出来ないなあ、なんて思ったりして。。。

ところが実際に行ってみると、空いているし「どーでもいいや、温泉に入れるんだもの、ラッキー」的な感じになり、全くのノーガード。はい、堂々と裸のまま風呂に入りました。

隠した方が良いかしらと思ったのは小さなお子さんにだけです。でも、温泉って日本だとそう言えば『暗黙の了解』で人の体をじろじろ見るのは避けるでしょう?だからそんなに私も気にならなかったなあ。

例のごとく、おばちゃんなので一緒に入った地元のおばちゃん(でも孫がいるぐらい)と話したりして。楽しく過ごしました。乳癌の話をしたら「そうなの?」って。ってことは全然人の裸なんて気にしていないって事よね。(まあおばさまだからかしら?)

なんか、次回もノーガードで温泉に入れそうな気がするぐらい、全然平気でした。(←私だけか、こんなアバウトなの!?)

その後は実家の近所のレストランご飯を食べて、下の階にあるマッサージ屋さんでもんでもらいました。爆睡。。。よだれが垂れてないと良いんだけど。。。。

最近、睡眠時間も少なく、4泊だとやる事満載なので、この日はゆっくりとリラックス出来て良かったな。相変わらずやる事があって家に帰ってから夜更かししたけど、でも何年ぶりかの温泉とマッサージはありがたかったです。

さあ、最終日。イギリスに在住していたけど帰国した友人とランチです。昼間は渋谷まで!で、渋谷で迷った。。。ああ、本当に浦島になっちゃったなあ。昔は渋谷もよく遊んだのにな。。。

この日は前日までに上陸していた爆弾低気圧???っていうの???その影響で大風が吹き、電車に沿線に影響があったので時間的な余裕を持って行動。(そうそう、納骨の時にこの影響で暴風雨になるかと思っていたら、そうなる前に無事出来ました。)

その後は銀行に行ったり実家の近くの商店街に戻って仏具屋さんに行ったり買い物をしてロッカーに物をしまって、それから東京駅に行きました。

夕方からユメちゃんと会う事になっていました。

長居はしなかったけど2人で1本+1グラスずつ飲んで話しました。うんうん。話は尽きないよねえ。次回は子供達と一緒に遊ぼうね、と約束をしてお別れしました。

ユメちゃんは、モヤモヤの会なんかも催していて、とても乳癌の事、そしてその後の生活に関して前向きに考えています。私も日本に居たら、絶対に毎回参加していると思う。モヤモヤの会。

この日、ユメちゃんとも話していたけど、例えば今の私みたいに治療が終わり一段落付いたはずなのに・・・何かがきっかけで落ち込んでしまう。そう言うこともあるんだねって。

私もサバイバーコースで経験者の話を聞いていたはずなのに。確かにこう言う経験を話してくれた人はいたのに。。。。実際に自分がなってみないと分からないんだなあと理解しました。

ユメちゃんのやっているモヤモヤの会、とっても良いと思います。私が日本でサバイバーの友人と話したり、イギリスでゆきちゃんと話したりってとっても大事な事なんだなって思いました。共有出来る事がある。痛みを分かるからこそその言葉も心にしみます。

オフ会でもいいんだけど、みんなで話す機会があるといいよね。最近、ブロガーbanbiさんの記事にもありましたね。
こちらの癌友とも、久しぶりに会うと話が弾みます。お互いの心配をしたりしてね。

心の中のわだかまりを1人で貯めない方が良いなって思いました。

日本の滞在は4日だったけど、でもとても充実したものでした。

ブログ村に参加してみました↓

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
レイバン ウェイファーラー
回復期 ー 感傷、絆、人と話す事 (温泉も行ったよー) うめの乳癌日記/ウェブリブログ ...続きを見る
レイバン ウェイファーラー
2013/07/05 23:40
エアマックス 2013
回復期 ー 感傷、絆、人と話す事 (温泉も行ったよー) うめの乳癌日記/ウェブリブログ ...続きを見る
エアマックス 2013
2013/07/09 19:46

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
最近どうですか?
こんばんは〜〜
モヤモヤの宣伝までしてくださってありがとうございます。
慌ただしかったけど、会えてうれしかったよ〜〜
これから、あと8年ガンバッぺ!!!
人生、いろいろだよね〜〜
ユメ
2013/05/23 22:43
ユメちゃん

すっかり元気になりました〜。忙しくてさ、結局2回目以降のカウンセリングに行っていませ〜〜ん。忙しいわ、うん。

モヤモヤの会、絶対にいいって!私も夏前にこっちでオフ会を企画します〜。

8年と言わずに、茶飲み友達になるまで頑張るぞ!
人生、ホント、色々♪
うめちゅう
2013/05/24 06:01
 物理的に移動するのって気持ちを切り替えるのにいいそうですね。川の流れも留まりすぎると澱んでくる。心も同じようなものかもしれませんね。
 とはいえ、無理に動かしてもついてこないだろうからゆっくりと。

 ちなみに私はロンドン郊外南部にいます。
くろすけ
2013/05/25 19:26
始めまして。SURREY在住のemueluと申します。ゆきさん経由でこのブログを知りました。現在ゼローダで抗がん剤治療中です。これからも時々うめちゅうさんのブログにお邪魔させていただきます。宜しくお願いします。
emuelu
2013/06/12 22:13
>くろすけさん

そうなんですよ。実は去年受けたコースでも「鬱っぽくなったら散歩などが良い」と言っている人がいました。

ルーシーと友人と散歩に行ったりすると確かに気分転換になりますよね。

とても元気になりました。増々イギリスでもオフ会をしたいななんて思い始めましたよ。
うめちゅう
2013/06/20 05:14
>emueluさん

こんにちは!ようこそ!
抗がん剤は大変ですね。どうかご自愛くださいね。

こちらの天気はコロコロ変わるでしょう?体調を崩されない様にしてくださいね。

そのうちこちらでもオフ会をしたいと思いますので、その時体調が良かったらどうか参加してくださいね。
うめちゅう
2013/06/20 05:20

コメントする help

ニックネーム
本 文
回復期 ー 感傷、絆、人と話す事 (温泉も行ったよー) うめの乳癌日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる